真空管アンプを作ってみよう


出来るだけ簡単で、かつ高音質な真空管アンプの製作例です。
6SN7の2段増幅+300B CR結合のアンプです。
出力管は真空管の中で最も有名な300B。音質に大きく影響するトランスには復活したISO(旧TANGO)のトランスを使用。
時定数減らしと高音質を狙って、初段と2段目は直結にしています。
さらに、部品点数を極力減らして作りやすさとシンプル故の高音質アンプに仕上げています。
良い部品・材料を使っているので製作費は少し高めですが、うまく作ればウン十万円の市販品アンプと対等の音質が出ます。
柔らかく透明感の高いきれいな音。音の響きや広がり感が格別で、好みはありますが、一度聴くと病みつきになる人が多いです。
部品を変えることで、全く別物のアンプに変化させることができるのも自作の良さ。
デザインは一例で、シャーシの大きさも含め、レイアウトを考えるのも楽しみの一つです。
自分で作った物には、完成品では味わえない愛着と喜びが湧きます。
この作例は無論のこと、真空管アンプのことなら何でもご相談ください。
部品の購入・シャーシ加工から組み立て・トラブル解決まで、お手伝いさせていただきます。

部品代価格:約15万円(中国製300B,6SN7,5U4Gをセット。シャーシ加工費は含みません。)
※写真のWesternElectric 300B,GZ37については問い合わせください。




出力:8W+8W(8Ω)
周波数特性:13Hz~72KHz(+0,-1.0dB 1W)
DF:9.0
残留雑音:0.4mV
(上記測定値すべてNFB:6.0dBにて)